目次
- 1 意外としらないコスメ・スキンケアの怖い話…顔中カビだらけ?!
- 1.1 【コスメやスキンケアの消費期限の基礎知識】
- 1.2 【コスメやスキンケアの種類別の消費期限の目安】
- 1.2.1 ファンデーション《消費期限 パウダータイプ:1年 リキッドタイプ:6ヶ月》
- 1.2.2 コンシーラー・化粧下地《消費期限:6ヶ月》
- 1.2.3 リップ・グロス 《消費期限 リップ:6ヶ月 グロス:3ヶ月》
- 1.2.4 アイライナー・マスカラ《消費期限 リキットアイライナー:3ヶ月 ペンシルアイライナー:1年 マスカラ:3ヶ月》
- 1.2.5 アイシャドウ・チーク《消費期限 アイシャドウ:1年 チーク:2年 》
- 1.2.6 日焼け止め《消費期限 6ヶ月》
- 1.2.7 化粧水・乳液・クリーム《消費期限 6ヶ月》
- 1.2.8 洗顔・クレンジング《消費期限 6ヶ月》
- 1.2.9 オイル《消費期限 2ヶ月〜2年》
- 1.2.10 ヘアスプレー《消費期限 3年》
- 1.2.11 マニキュア《消費期限 1~2年》
- 1.3 【コスメやスキンケアの保存方法】
- 1.4 まとめ
意外としらないコスメ・スキンケアの怖い話…顔中カビだらけ?!
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みなさんは、コスメやスキンケア用品に消費期限があることはご存知ですか?
コスメやスキンケア用品にも、食品と同様に消費期限が存在していて、消費期限を過ぎるとさまざまなデメリットが発生します。
コスメ好きな人ほど、たくさんのコスメを所有しコレクションしているのを見かけますが、コスメやスキンケア用品は肌から体内へと取り込まれていくため、その保存期間によってはカビやダニ、不純物を顔につけていることになりかねません…!
今回はそんなコスメやスキンケアの消費期限についてご紹介していきます。化粧品、それぞれの種類別に消費期限の目安を解説もしていますので、季節の変わり目にコスメ・スキンケアの断捨離しましょう!!
【コスメやスキンケアの消費期限の基礎知識】
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未開封のコスメ・スキンケアの期限
未開封の場合のコスメ・スキンケアの消費期限は3年!
薬機法という法律で、「3年以上、品質が保たれる化粧品は製造日などの記載は不要」と決められています。日本では製造日が書かれていない化粧品がほとんどのため、記載されていない化粧品の消費期限は3年を目安にしましょう。逆に品質が3年保たれない商品は、消費期限が記載されているのでチェックしてみてください。
ただ製造から3年というのは、正しい保管場所で管理され、未開封の場合です。開封後は外の空気に触れ、雑菌にも触れるため、3年よりも短い消費期限となってしまいます。またそれぞのコスメやスキンケア用品によって、開封後の消費期限は違ってくるので注意が必要です。
消費期限を過ぎるとやばいの?
消費期限を過ぎたコスメやスキンケア用品を使用することで、さまざまなトラブルが発生するリスクが上がります。その中でも代表的なトラブルをご紹介します。
主なトラブル
・シミ・そばかす・くすみ
・毛穴の汚れ
・ニキビ・炎症
・かぶれ・痒み
・腫れ・むくみ
これらの症状が知らず知らずのうちに、消費期限切れのコスメやスキンケア用品によって引き起こされる可能性があります。このような症状が出る前に、コスメやスキンケア用品の消費期限の管理を行いましょう。
消費期限切れの劣化した化粧品を見分ける方法!
消費期限が過ぎてしまったコスメやスキンケア用品はどのような状態になってしまうのでしょうか。良くある消費期限切れの化粧品のサインを3つご紹介しておきます。
劣化のサイン
1.美容成分の分離
2.臭いや色の異変
3.肌触りの違和感
このような状態にある商品は、まだ使えると思っても捨てた方がよいでしょう。また、消費期限が分からないコスメやスキンケア用品のテストを行いたいときには、皮膚が強い場所に少量塗るようにしましょう。顔の皮膚はデリケートですし、トラブルが起きたときに目立つため避けるようにしてください。
【コスメやスキンケアの種類別の消費期限の目安】
それではコスメやスキンケア用品の種類別に、開封後の消費期限の目安をご紹介していきます。
ファンデーション《消費期限 パウダータイプ:1年 リキッドタイプ:6ヶ月》
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ファンデーションの消費期限の目安は、パウダータイプかリキッドタイプかによっても違います。
水分量が少ないパウダーファンデーションは開封してから、1年以内が消費期限の目安です。
それに比べて水分量の多めのリキッドタイプは開封してから、6ヶ月が消費期限の目安となります。
水分量が多いと酸化が加速してしまうため、リキットタイプの方が品質の低下が早くなるからです。
ファンデーションは消費期限切れの商品を使うと、ニキビやしみ、そばかす、毛穴の汚れなどの肌トラブルの原因になります。顔の肌の大部分に付けるため、特に消費期限はしっかり守りましょう。また、ファンデーションに使うパフやブラシなどは、こまめに洗浄することも大切です。
コンシーラー・化粧下地《消費期限:6ヶ月》
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コンシーラーや化粧下地は、消費期限が6ヶ月です。スキンケア用品の次に肌に近いコスメのため、消費期限も厳しくなっています。劣化していた場合、肌に近いコスメだと、毛穴に雑菌が直接入る可能性が高いからです。
毛穴が汚れると、さまざまは肌トラブルを発症させます。そのため、少しでも変化があるコンシーラーや化粧下地は使用をやめた方が良いでしょう。またBBクリームやCCクリームも同様の扱いが必要です。
リップ・グロス 《消費期限 リップ:6ヶ月 グロス:3ヶ月》
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リップやグロスは油が多く含まれているため、酸化のスピードも早いとされています。特にグロスは油が多いため、開封から3ヶ月という短い消費期限となります。
グロスに比べると油量が少ないリップは、少し長めの6ヶ月の消費期限です。
またリップやグロスは、雑菌の多い唇に直接触れることも、消費期限が短くなる理由です。化粧品に雑菌が付くと増加し、酸化を加速させ消費期限を短くします。リップやグロス用のブラシを使い、雑菌を減らすなど工夫することが大切です。
劣化したリップやグロスを使用すると、デリケートな唇の皮膚は乾燥や荒れなどを引き起こしてしまうので気をつけましょう。
アイライナー・マスカラ《消費期限 リキットアイライナー:3ヶ月 ペンシルアイライナー:1年 マスカラ:3ヶ月》
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アイライナーとマスカラは、消費期限は3ヶ月と短い期間になります。意外ですよね!
アイライナーやマスカラはコスメの中でも、目の際に塗布するものなので品質を高く保つ必要があるからです。目はデリケートなため雑菌が入ってしまうと、結膜炎やものもらいといった症状のリスクが高まります。菌が入りやすい場所なので、消費期限にもしっかり注意しましょう。
またアイライナーでも、リキットタイプは3ヶ月ですが、ペンシルタイプは1年ほどとされています。ペンシルタイプは削れていくため、雑菌が繁殖しにくいからです。
アイライナーやマスカラは、液漏れした部分から雑菌が入り増殖、そして劣化が加速することが多いです。ですので、しっかりと蓋を締めることと、液漏れしたときは清潔なティッシュなどで拭くことを心がけましょう。
アイシャドウ・チーク《消費期限 アイシャドウ:1年 チーク:2年 》
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アイシャドウやチークの消費期限は、アイシャドウが1年、チークが2年となります。どちらも比較的長く使用することができますが、アイシャドウはデリケートな目に近いため少し短めです。チークに関しては、ファンデーションの上に軽く乗せるコスメなので、消費期限を必要以上に気にしなくてよいでしょう。
さらに、アイシャドウやチークは専用のブラシを使用して雑菌を防いでいることも、消費期限が長い理由になります。しかし、チップやブラシをこまめに洗い、清潔に保たなくてはいけません。
また、アイシャドウやチークにも、パウダーからクリームまでさまざまな種類があります。他の化粧品とも同じで、パウダーよりもクリームの方が水分が多く劣化が早いため、少し消費期限も短めに考えた方がいいでしょう。
日焼け止め《消費期限 6ヶ月》
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日焼け止めは6ヶ月以内に使い切るようにしましょう。日焼け止めは、オールシーズン利用する人が多くなっています。そのため、毎日肌に付けるものなので、消費期限の6ヶ月を待たず使い終わる人も多いでしょう。
ただ、稀に前の年に使っていたものを、次の年に使用する人がいます。劣化をしている場合が多いので、肌の負担になります。また、6ヶ月を過ぎるとUVカット機能も低下してしまいます。日焼け止め自体の機能が果たされなくなるため、6ヶ月をすぎた日焼け止めは捨てた方がよいです。
化粧水・乳液・クリーム《消費期限 6ヶ月》
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肌をケアするスキンケア用品である化粧水や乳液の消費期限は、6ヶ月になります。化粧水や乳液が品質を損なってしまった場合は、変な匂いがすることが多いです。また、商品によっては分離してしまうこともあります。そんな化粧水を使ってしまうとスキンケアどころか、肌トラブルの原因となるので気をつけましょう。
また化粧水は手の届きやすい場所に置いてる人も多いため、お風呂場など高温の場所や湿度の多い場所に置いている場合があります。そういった場所は、消費期限を短くしてしまうので避けるようにしましょう。また蓋をしっかりと閉めるといった行為も、とても大切になります。
洗顔・クレンジング《消費期限 6ヶ月》
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意外にも6ヶ月と短めの消費期限なのが、洗顔やクレンジング類です。理由は、洗顔やクレンジングは水のある場所で使うことが多く、また濡れた手で触れることが多いため、劣化が早まってしまうんです。
毎日同じ洗顔やクレンジングを使っていると6ヶ月で充分使いきれますが、日によって商品を変えているという人は注意が必要です。
オイル《消費期限 2ヶ月〜2年》
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美容オイルは種類によっても、消費期限が大幅に違ってくる化粧品となります。なぜかというとオイルの中に入っている成分によって、品質を保つ期間が違ってくるからです。
オイルの中でも「亜麻仁油」や「ローズヒップ」、「グレープシード」が配合されたオイルの消費期限は2ヶ月程度と短く、逆に「ホホバオイル」や「ココナッツオイル」などは2年という長い消費期限となります。
オイルの酸化を遅らせて、劣化を防ぐためには、空気にあまり触れさせないことが大切です。小瓶にいくつか分けて、あまり蓋を開けず保管すると少し劣化を遅らせることができます。
ヘアスプレー《消費期限 3年》
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ヘアスプレーの消費期限は3年ほどといわれていて、長く使用できます。それは、ヘアスプレーは、他のヘアケア用品よりも空気に触れる可能性が低いからです。空気に触れなければ劣化が遅くなるので、品質が長く保たれます。
ヘアスプレーは消費期限が過ぎると、缶の底から劣化。劣化したヘアスプレーを使用すると、髪にベタつきが生じたり、臭いの原因になったりします。ヘアスプレーは比較的消費期限が長いですが、3年を過ぎたものは使用中止した方がよいでしょう。
マニキュア《消費期限 1~2年》
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マニキュアの消費期限は1年〜2年とされています。マニキュアは保管状態によって、かなり消費期限が左右されるコスメです。蓋を締めることはもちろん大切ですが、直射日光を避けることもとても重要。しっかりと日陰で保管をすることで、消費期限を格段に伸ばすことができます。
マニキュアの消費期限を見極めるには、マニキュアの中で固まっている、マニキュア内の成分が分離している、など目に見えるもので判断するのがよいでしょう。爪は劣化した商品でもトラブルになりにくですが、体に直接付けることには変わりません。しっかりと品質のよいものを使用しましょう。
【コスメやスキンケアの保存方法】
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コスメやスキンケアの消費期限を伸ばすためには、保存方法はとても大切です。基本的な保存方法は5つになります。
基本の保存方法
1.直射日光を避けて涼しい場所に置く
2.湿度の高い場所には保存しない
3.一度取った化粧品は容器に戻さない
4.しっかりと蓋をしめる
5.なるべくパフやブラシなどを使う
これらを守ることで、雑菌の繁殖や酸化の加速を抑えることができます。コスメやスキンケアを最後まで楽しみたい人は、基本の5つの保存方法を守りましょう。
まとめ
コスメやスキンケアの消費期限を守ることで、あらゆるトラブルを回避することができます。もったいないからといって、消費期限を大幅に過ぎた化粧品を使うことで、美容効果を得られないどころか、トラブルを招いてしまうのは本末転倒です。
そうならないためにも、しっかりと消費期限を守ってトラブルを回避していきましょう。